車両火災の原因とは?なぜ車から出火するの?

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車両火災というと死傷者が発生する重大事故と感じることがほとんどでしょうが、実際は車両火災で乗員が亡くなることは稀な事です。

その理由として、初期発火の段階で焦げ臭さや煙が出ることで走行を中止して車両から降り、その後時間を置いてから火の手が上がるというケースがほとんどだからでしょう。

車両火災は重大事故ですが現場に入ることができる捜査官は人員不足という状態で、火災原因を巡ってのトラブルが多い領域だと言えます。

車両火災の原因となる主なもの

車両火災の原因は様々です。自分の身に降りかからないとも限りませんので、どのようなことが出火の原因になるかを改めて確認しておきましょう。

・放火

車両の火災は保険金が簡単に手に入りやすいため、放火による車両からの出火は保険金をめぐったトラブルやイタズラ等によるものがほとんどです。

車両の火災が発生すると各保険会社が提携している損害調査会社に所属している損害調査人が見積調査を実施します。

火災の状況から判断して保険金の見積りを行いますが、あくまでも火災の損害額を査定することを目的としており、失火や放火、車両の問題など何が原因で火災が起きたかまでは調査しません。

保険会社やメーカーが疑問を持つ場合の車両火災のみを火災鑑定に回すことになりますが、このような流れが車両火災で保険金が手に入りやすい理由になっていると言えるでしょう。

・金属と金属の衝撃花火

カセットボンベや殺虫剤などのエアゾール缶の可燃性ガスがゴミ収集車内で圧縮され漏れ出したことにより缶同士の接触花火で引火するといったことが起こります。

・排気管

車両火災全体の3割を占めているのがこの排気管からの火災です。

エキゾーストマニホールド、メインマフラー、ブレーキ系統などからの原因が多く見られますが、整備不良、経年劣化、オイル漏れ、異物の巻き込みといった様々な理由で出火します。

・内燃機関

一般的には経年劣化による漏れや破損、巻き込みなどが考えられますが、内燃機関からの出火と特定された場合にはこれまでの事故記録データで照会を行って同様の車両火災が発生していないかなどが確認されます。

・電気関係

車両火災で電気関係が原因の場合の多くはモーター系統が関係するもので、経年経過による絶縁劣化や接続部の緩み、取り付け不良といった様々な理由が原因となります。

不完全状態な配線によってプラス電極が車体のボディーアースへ接触することで火花が発生して引火という形になります。

自分で部品を取り付けているといったことが原因になることが多いようです。

トラブルを未然に防ぐための備えを

車両火災は実際のところ死傷者が出る重大な事故になりにくいのですが、火災原因を巡るトラブルが多い事故でもあります。

もしも自分の車が火災を起こしたら?それによって発生するリスクと照らし合わせながら備えを行うようにしましょう。

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