自然災害の種類をみてみよう

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日本は地震大国として有名ですが、他にも様々な自然災害に対するリスクがある国です。

自然災害には、大気中における諸現象で発生するものと、地球内部における諸現象によって起こるものがあります。

自然災害のうち主要なもの

自然災害と呼ばれるものにはどのようなものがあるのか、種類とそれによって起こる被害の状況は次の通りです。

大雨と強風を誘因とする「風水害」

大雨、そして強風を誘因として、大気、土砂、水が運動することで起こるのが風水害です。

ほとんどの場合は短時間で起こる現象ですが、中には干ばつや冷害といった長時間かけて発展しながら起こる災害もあります。

・土砂災害

地震と大雨の2つが誘因となって発生しますが、火山噴火によって生じる現象の多くは土砂の移動です。

・干ばつ

干ばつになると食糧供給不足で飢餓が発生する可能性があります。

栄養失調だけでなく脱水や疫病が流行する場合もあり、乳幼児が被災者となるケースが多いようです。

地盤の強震動や変形などで起こる「地震」

地盤の震動、変形、そして土砂や水の運動を引き起こすものが地震です。

地震の発生頻度は少なめですが、二次的現象として火災などの発生にも繋がるなど被害が大きくなるケースもあります。

都市型災害地震が発生した場合

死傷者が多く出る理由として、家屋など建物の下敷きになることがあげられます。

また、2次的に火災や山崩れ、土石流などが発生して人的被害がさらに広まる傾向にもあります。

家屋が崩壊したことで粉塵による呼吸器障害なども発生する場合や、2次的創感染症としてガス壊疽、破傷風、一般化膿創があげられます。

機械損傷としては、窒息、頭部・胸部・腹部の外傷、脊椎損傷、多発外傷、挫滅症候群、出血性ショック、コンパートメント症候群、挫創、打撲、裂傷、熱傷などがあります。

地震により発生する「津波」

津波に巻き込まれることによる溺死、漂流物による機械損傷などがあげられます。

ゲリラ豪雨や暴風雨などの「風水害」

暴風雨などが起きた場合には、家屋が損傷し落下物や地すべりなどによって地震発生時と同様の機械的損傷が起こります。

また、河川が決壊し溺水したり、環境衛生が悪化することによって感染症や伝染病などが発生する場合もあります。

台風の時期に発生しやすい「竜巻」

寒冷前線に沿って発生する寒気竜巻、発達した低気圧や台風に伴って発生する暖気竜巻があります。

他にも雷雲や積乱雲が関係する他、黒潮の流れる太平洋側に多く発生するなど特徴があります。

竜巻に巻き込まれて損壊した家屋の下敷きになることで機械的外傷を受けることがあります。

噴火による「火山爆発」

火山が爆発的に噴火する原因は、マグマが主体のものと水蒸気が主体のものがあります。

熱傷、有毒ガス吸入によるガス中毒、火山灰吸入による呼吸器障害などが起きる場合があります。

自然災害には様々な種類が

日本で起こる自然災害の種類はとても多く、いつ何が発生してもおかしくない状況です。

特に地震は最近頻発していることから、もしもの時のために万全の体制で備えておく必要があるでしょう。

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