一般家庭が加入しておくと良い賠償保険とは?

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賠償保険と聞くと、何か大きな事故を起こしてしまった時に多額の損害金を支払う事態に追い込まれた時のための保険とイメージする人もいるかもしれません。
しかし一般家庭で加入されている「個人賠償責任保険」は、日常生活において起こりがちなトラブルなどに対応する保険でもあります。
どのような補償内容になっているのかなど特徴などを理解しておき、まだ加入していない場合には加入を検討すると良いでしょう。

個人賠償責任保険は単独加入しない保険
個人賠償責任保険は、火災保険や自動車保険、傷害保険など損害保険に付帯した形で加入する保険です。クレジットカードなどにも付帯されているケースがありますので、カードを保有している場合には確認してみると良いでしょう。

個人賠償責任保険の補償内容
補償される内容は、他人の体やものに損害を及ぼした場合に負う法律上の損害賠償責任に対する補償です。
例えば自転車走行中の歩行者に対する事故、ベランダから鉢植えなどを落として通行人にケガをさせてしまった事故、子供が遊んでいたボールが駐車中の車を傷つけるといった事故など、日常生活においてありがちな事故に対応します。
買い物している時に陳列棚の商品をうっかり落として壊してしまう、またはスポーツなどをしていて他人と接触してケガを負わせるなどのケースにも補償されます。

個人賠償責任保険の補償範囲
補償範囲が広いので様々なケースに対応可能であり、さらに記名被保険者だけでなくその配偶者や同居の親族、別居の未婚の子まで補償されます。
世帯主が加入すれば家族みんなが補償されるので、いざという時に使いやすい保険だと言えるでしょう。

今後の高齢化に対応できる賠償保険
そして高齢化により、認知症を患う家族を抱えているというケースもあるでしょう。最近では被保険者が未成年者や、認知症など責任無能力者である場合、これまで被保険者の対象にはならなかった監督義務者や親権者なども含めた商品も出てきています。
別居の認知症を患う家族を介護する人など、幅広く監督義務者の損害賠償責任も担保できる道筋が出来たと言えるでしょう。今後はさらに高齢化が進むことが予想されますので、必ず加入しておくと良い保険だと言えます。

日常生活を守る保険として
生活していく上で、いつどこで損害賠償責任を負うことになるかはわかりません。自分自身は気を付けていても、家族が事故を起こしてしまう可能性もありますので、万一のために個人賠償責任保険等に加入し備えることはとても大切です。
補償範囲も広く、いざという時に頼りになる保険ですので未加入の場合には加入することを検討しましょう。

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