災害時にはバイクが移動手段として大活躍?

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震災が発生した場合、道路は瓦礫と砂だらけになり例え四駆でも走行することが困難な路面状況になることが予想されます。これは東日本大震災の時も阪神・淡路大震災の時も共通で、激しい揺れが発生したことで道路は地割れを起こして瓦礫が道路まではみ出していました。

 

通行止めの場所でもミニバイクは通行可

ガス漏れの危険から警官が通行止めにしている場所もあり、その場合車は必ず止められますし、大型バイクも止められます。しかし歩行者や自転車は止められることなく、ミニバイクの場合も通してもらえたようです。

自転車と違ってパワーがある

小型のミニバイクは車の隙間をぬって通れるため、渋滞が起きても通行に便利です。自転車でも小回りが利き、通行できない場合には持ち上げて通ることができるでしょうがスピードとパワーがバイクとでは違いすぎます。

バイクは震災時の救助にも活躍

阪神・淡路大震災では、水の入った18ℓポリタンク4つをミニバイクに積んで運んだ人や、10キロの米3袋とパンを大量に乗せて大阪から神戸まで運んだという人もいたそうです。ミニバイクの荷台にロープをつけ、倒壊してしまった家屋から家財を出した人もいたようですし、ケガをした人を運んだという話もあります。このように交通手段としてだけでなく、震災時には様々なところで活躍させることができたという話があります。

ガソリンのもちも良い

ミニバイクは満タンすると3ℓ弱ですが、燃費が抜群に良いという部分も強みです。さらにミニバイクのタイヤは自転車と比較した場合丈夫でパンクしづらいこともわかっています。ガラスや釘など尖ったものが落ちていた道路では、パンクがしにくいオフロードバイクが特に重宝されます。現在既にバイクを所持している人は、ガソリン携行缶やパンク修理剤、リアBOXなどの設置を検討しておくといざという時に役に立つでしょう。

走れない場所は押し歩けば越えることが可能

東日本大震災の時にも、津波がひいた後の道路は瓦礫が溜まったひどい場所になっていました。ミニバイクは軽さがあるため、瓦礫を避けて道を見極めながら進むことができます。半クラッチで押し歩きをするのに大型バイクでは体力的にも消耗されますが、ミニバイクなら可能です。

震災時に役立つアイテムとして

災害の際にバイクの機動力を考察した場合、小さめのバイクでも走破性があるバイクが良いでしょう。交通機関が止まり電話は繋がらないという状況の中で、長距離を徒歩で帰らなくてはいけなくなった場合、バイクがあればと思った人は多いようです。今後さらに地震が発生することも予想されていますので、万一の時に行動が抑制されないようにバイクを所持しておくと便利かもしれません。

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