火災保険に加入している?家財保険は本当に必要性が高い?

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火災保険に加入している人のうち、建物に対する補償だけで家財保険には入っていないという人もいるかもしれません。火災保険には建物に対するものと、家財に対するものがありますが、住宅ローンを組む時などに契約するのは建物に対する火災保険です。一方の家財は契約していないということもありますが、火災や自然災害が発生した時に被害を受けるのは建物だけではありません。建物の中に収容している家財も被害を受けてしまうことを理解しておきましょう。

 

家財保険とは?

家財保険は家の中の家具や家電、衣類などに対する補償です。家財道具は家族が増えていけば少しずつ増えていきます。使えなくなったものの買い替えなどは少しずつするので、一度にすべてを買い替えるということはないでしょうが、もしも火事や災害で被害が出た場合にはまとまったお金が必要になります。

自分に責任がない火災でも補償されないケースも

隣家から出火して家の家財が延焼被害を受けた場合、失火責任法の適用となれば失火元の相手に賠償責任はないということになります。そのような場合にも家財への備えはとても大切です。

家財保険の保険料の算出方法は?

保険会社では、家財金額を世帯主の年齢や家族構成に基づいて目安を算出して提供しています。ただし生活スタイルなどで家財金額は異なりますので、保険会社の家財金額はあくまでも参考値と考えて良いでしょう。実際にある家財金額を上限に保険金額を自由に決定できる保険会社もありますし、新価(再調達価額)と時価のいずれかで契約を選択できる場合もあります。ただし美術品や貴金属などは家財一式として含まれず、契約時に申告しておく必要があるなど注意も必要です。

落雷で家電が壊れても保険金を受け取ることが可能

雷が発生して近くに落雷した影響から自宅のテレビやパソコンなど、電化製品が故障してしまうことがあります。このような被害の場合でも家財保険に加入しておけば補償されます。賃貸住宅の場合にも火災保険の契約をしていれば保険金を請求することが可能です。落雷による被害はどのような火災保険でも補償に含まれていますので請求漏れのないようにしましょう。

家財保険の上手な選び方は?

家財保険は本当に困った時にその力を発揮してくれる保険です。保険料は補償内容や家族構成などで異なりますし、細かい内容は保険会社によって違いや特徴があります。さらに付帯可能な生活サービスなども差があるため、自分が希望する補償を得ることができる家財保険を選択するようにしましょう。保険金額の目安などわかりにくい場合には、保険の無料相談などを利用してみると良いでしょう。

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