どの種類の火災保険でも補償範囲は同じ?

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どの種類の火災保険に加入しても補償範囲は同じというわけではありません。火災保険の中には、火災以外に水災を補償する商品もありますので、それぞれニーズに合った商品を選ぶことが望ましいでしょう。

 

 

火災保険の補償範囲

火災保険は火事で家が焼失したというケース以外に、落雷や破裂・爆発などで家が損壊した場合の損害も対象です。台風や暴風による風災被害や、大雪などでの雪災の損害についても、一定額以上に達すれば補償対象になりますし、豪雨などで洪水となり家が流された場合や床上浸水などの水災補償についても、補償対象としている商品があります。火災保険は火事だけに備えるのではなく、自然災害に備えるための保険とも言えるでしょう。

水災の補償の注意点

水災に対する補償については、全損時の場合において損害額の7割など一定割合を補償する商品もありますので注意しましょう。中には水災による損害額の全額を補償するという商品もありますので、内容をしっかりと確認することが大切です。

地震による損害の補償は?

自然災害でも地震が発生したことで建物が倒壊したり、火災が起きたことについては火災保険から補償されませんので、地震に対する補償は地震保険を付帯して契約する必要があります。火災保険の保険期間の中途でも地震保険に加入することができますので、頻発する地震に備えるためにも検討してみると良いでしょう。

日常生活のハプニングもカバー

また、火災保険の商品によっては、泥棒が家に入って窓ガラスが割られてしまったり、家財が盗まれたりという場合や、一時的に持ち出した家財を壊してしまった場合など、日常生活の中で起こるトラブルについての損害も補償してくれる場合があります。

契約している保険の約款で確認を

火災保険は保険会社によって補償内容が異なりますが、一般的に住宅総合保険の場合には火災、落雷、破裂・爆発、風災、雹災、雪災というように補償対象になる損害や事故の種類を列挙して約款に規定しています。約款で列挙している保険としては、地震や噴火、これらによる津波が保険事故になる地震保険があります。

必要な補償は何かを考えることが大切

補償範囲が広くなればその分保険料も高くなりますので、必要な補償を検討しながら契約していくことが大切です。昨今では水道管等に生じる事故で水漏れ損害が増加していますので、そのことも踏まえた上で必要な補償範囲を考えていくようにしましょう。まずは現在契約している火災保険の補償範囲がどのようになっているのか、不足している補償はないかを確認してみましょう。不足している補償があれば、近年様々な自然災害が増えていることを踏まえて見直しを検討してみると良いでしょう。

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