住宅で加入する火災保険で補償される自然災害とは?

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火災保険は火災で受けた損害だけでなく、自然災害で住宅が損害を受けた場合にも補償されます。
自然災害にも色々な種類があり、台風や集中豪雨、洪水、竜巻、落雷など、どのようなケースの時に補償されるかを理解しておくと良いでしょう。

台風や竜巻等による損害の場合
秋になると台風が多く発生しますので、住宅が大雨や暴風に襲われる可能性もあります。
台風や暴風雨で強い風が吹いた時に、屋根瓦が飛んでしまうケースや、飛来物で窓ガラスが割れたというケースなどもあるかもしれません。
さらにその直後に雨が多く降って壊れた部分から雨漏りが起きるなど、色々なケースが考えられます。

・火災保険で補償の対象になる事故ケース
建物の事故で補償されるケースとしては、台風や竜巻で発生した強風で屋根瓦が破損した場合や、飛んできたものが家を直撃し壁を破損させた場合などに補償されます。
家財の事故のケースとして、台風や竜巻により窓ガラスが割れ風雨が入り込み、家電製品が壊れた場合などに補償されます。ただし窓の閉め忘れで家財が損害を受けたという場合は補償されませんので注意しましょう。

落雷による損害の場合
ゲリラ雷雨などで落雷が発生すると、損害を受けるのは建物だけでなく家財も同様です。落雷で屋根に穴が開いたり、電圧の変化で家電製品が壊れたりと、様々なケースが考えられます。

・火災保険で補償の対象になる事故ケース
建物の事故で補償されるケースとしては、自宅の屋根に雷が落ち、瓦が吹き飛んだことで屋根に穴が開いた場合や、庭に雷が落ちたことで飛び火し建物が燃えたという場合などです。
家財の事故のケースとしては、分配器に雷が落ちてテレビや電話機、ゲーム機などが壊れてしまった場合や、電源を入れていたパソコンが壊れた場合などが考えられます。

雪災や雹災による損害の場合
豪雪や雹が降って来ることで災害が起きることもあります。雹が降ることで屋根瓦の割れが起きることや、大雪で屋根から落ちた雪により給湯器を潰すといったことも考えられるでしょう。

・火災保険で補償の対象になる事故ケース
建物の事故で補償されるケースとしては、降雹で屋根瓦が割れてしまった場合や、大雪で落下した雪による給湯器の損害などです。
家財の事故のケースとして、雪崩で建物の外壁が破損し室内に雪が流れ込んで家財が破損した場合に補償されます。
なお、建物の破損を伴わない雨漏りなどは補償対象になりませんので注意しましょう。

集中豪雨や洪水、土砂崩れによる損害の場合
夏から秋にかけて集中豪雨が突然発生し、河川が氾濫して建物浸水や土砂崩れによる建物の流失といった被害が起きる可能性があります。

・火災保険で補償の対象になる事故ケース
建物の事故で補償されるケースとして、集中豪雨による土砂崩れで建物が全損になった場合や、河川が氾濫し床上浸水などの被害が発生した場合などです。
家財の事故ケースとしては、床上浸水が発生した時に家電製品や家具などが使えなくなったという場合に補償されます。

加入している火災保険の補償内容の確認を
火災保険では自然災害での損害も補償されますが、加入している保険によって異なります。補償内容次第では補償の対象になっていないケースもありますので、季節の変化に応じて発生しやすくなる自然災害も異なることから再度確認をしておきましょう。

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