住宅に対する火災保険の値段はいくら必要?

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家が万一火事などで燃えてしまった時のための備えとして火災保険に加入している人がほとんどだと思います。
持ち家で生活している人だけでなく、賃貸住宅などでも保険で備えておくことは安心して暮らすために必要なことです。
しかし住宅の火災保険に加入する際に気になるのは値段です。保険料をどのくらい支払うことになるのかは、木造住宅などの一戸建か鉄筋コンクリート造のマンションかなどで異なります。

建物の構造によって保険料は異なる
まず家は全て同じ資材と構造で建てられていません。鉄筋コンクリートのほうが木造よりは燃えにくいという性質がありますので、それらに応じた「構造級」によって区分されます。
耐火性が高い構造であれば火災が発生しても被害は大きくなりにくいため、その分保険料も割安になります。
また、火災保険にも色々な特約を付帯することができます。基本補償のみではなく、手厚い補償を確保すればいざ火災などで被害を受けた場合にも安心です。ただしその分保険料はアップすることになります。

一戸建住宅の火災保険の保険料
例えば新築で木造一戸建の住宅に対する火災保険への加入の場合を考えてみます。保険料を一括払で支払った場合の1年あたりの保険料は、住宅価格が3,000~7,000万円とするとベーシックな補償内容で年間12,000~20,000円が目安となります。
ただし構造が耐火耐震構造の場合や、鉄骨やコンクリートをベースとした住宅の場合、木造の半分程度まで安くなる場合もあります。

マンションの火災保険の保険料
例えば分譲マンションで火災保険に加入する場合には、木造一戸建の住宅よりも保険料は割安です。
購入価格などで異なるにせよ、一般的なマンションであれば10,000~15,000円を目安に考えて良いでしょう。

同じマンションでも賃貸住宅の場合
マンションに対する火災保険を検討しているけれど、その物件が賃貸の場合には、家財に対して保険に加入することになります。
部屋そのものは建物のオーナーが火災保険の契約をしていますが、部屋の中に収納された家財道具は自分のものですので保険で守る必要があります。
世帯主の年齢や家族構成、部屋の広さなどに応じて保険金額の目安を保険会社が提供していますので参考にしながら保険金額を決めると良いでしょう。例えば2年契約で年間12,000~20,000円くらいがおおよその目安です。
一戸建や分譲マンションと違って長期での契約は出来ませんので保険料も大幅に値引きされず、どこで加入してもさほど保険料には差がないと言えるでしょう。

大切な家や家財を守るために
住宅に対する火災保険の保険料がいくらになるかは、住まいの状況によって異なります。また、火災保険は建物と家財の別々で加入する必要がありますので、一戸建や分譲マンションで生活する人は建物だけでなく家財への火災保険の加入も検討するようにしましょう。

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